長年、応援してくださっているお客様がたくさん来てくださり、
みなさまと年の最後を締め括ることができました。

感謝のきもちでいっぱいです。

私は、2017年にイシイタカユキさんとのデュオ以来、
有希ちゃんは2015年にサウスコンシャス以来、
それぞれ久しぶりの出演でしたが、
店主・東野さんのお家にお呼ばれしたかのような、
とっても居心地の良くあたたかな空間のなかで、
楽しく演奏させていただきました。

東野さんのお店なので、ふだんは演奏しないブラジルの曲を2曲演奏しました。
選んだのはvice versa時代によく歌っていたMilton NascimentoのPonta de areiaと、
Renato TeixeiraのRomaria。
久しぶりに歌いましたが、私はやっぱりこういう土着感のある曲が好きなようです。

アンコールには詩の朗読も。
実はライブ前日に、喫茶ありをりでの朗読の対話会に参加してきました。
朗読には苦手意識があったのだけれど、

課題の長田弘さんの詩がとてもよかったので、

ライブでもみなさまに聞いていただきました。
即興で有希ちゃんのピチカートで音を出してくれたのがいい塩梅でした。

亡き朋友・前原孝紀さんについての曲「消えない」
残念ながら、涙でちゃんと歌うことができませんでした。

ちょうど1年前の12/17のライブが彼との最期だったので、
ちゃんと歌いたかったのだけど・・
お客様、すみません。歌い手してはアウトですね。

長年一緒に演奏してくれている有希ちゃんですが、
彼女が瞬時にアプローチを変えたりしてくれると
「お、そうきますか！」なんて思ったりして私も盛り上がります。

プレイの引き出しが変わっていくことが

楽しめるようになったのは今年からです。

ソロ10年目、良い2023年でした。

コロナ禍でいろいろ悩み、アコギからガットギターに変えて2年ちょっと。

有希ちゃんの素晴らしい演奏に追いつきたくて、日々ギターを練習していますが、
まだまだ。。来年ももっと成長していきたいです。

演奏後に、東野さんコレクションの一品、ギブソンの小ぶりのアコギを
触らせてもらいました。いいボディサイズと枯れた音色。

 

North marine drive
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