わたしのうた – 対話演奏会 ドキュメンタリー映像配信のお知らせ

"うたは近くにあるよ" 

これは、私が「歌詞をつくるワークショップ」に込めた思いのひとつ。

誰かのうたを聞くのもいいけれど、
自分でうたをつくり、それを聞くのはもっといい。

自分の心をのぞいて「わたしのうた」をつくる、
それも「うた」なんじゃないかって思っています。

一番近くにある「うた」をつくって、みんなでそれを聞く、
それが歌詞をつくるワークショップです。

みなさんにご覧いただく「わたしのうた - 対話演奏会」
ドキュメンタリー映像は、
歌詞をつくるワークショップから生まれた曲を演奏し、
対話を試みた会です。

12/11 宇都宮の会では10人の曲を
12/18 谷中の会では8人の曲を
ご覧になっていただけます。

時を経て、曲の作り手には、うたがどんなふうに変化したのか、
また、それを聞いた人にはどんなふうに届くのか、
演奏後にそのことをみなで対話しています。

「対話」というとちょっと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、
円座になって、互いの顔を見ながらお話しをする、
互いのエネルギーを受け取りながらことばを受け取る、
ということを大事にしたじかんです。


対話の案内人として関わってくださったこばやしつよしさんは、
歌詞をつくるワークショップに
長く参加してくださっているおひとりでもあるのですが、
私には見えなかったこの集いの意味を
独特の視点でずっと見てくださっています。

こばやしさんが時々話してくださることばに
どんなに背中を押されてきたことでしょう。
おかげで、今回、対話演奏会という新しい試みを
企画することができました。
今日までの小さな歩みがあってこその
新しいチャレンジです。
長年、側で見守ってくださっているこばやしさんにも
ぜひ関わっていただきたいと思い、今回案内人をお願いしました。


撮影と編集は、去年、歌詞をつくるワークショップの現場に
ずっと寄り添ってくださった
映像作家・内田英恵さんによるものです。

英恵さんとは随分前からご縁がありまして
ドキュメンタリー作品を得意とする英恵さんの視点に
わたしは以前より興味を持っていました。
コロナ前、英恵さんがワークショップに参加してくださったことを
きっかけに、去年より共同活動がスタートしたという経緯があります。

宇都宮の対話演奏会では、三厨由美さんにご協力いただきました。
"八百みく"という名前の移動八百屋のなりわいのほか、
長年培ってきた自然派こども教育(という名称が正しくはないですが)
にも力を注いでいらっしゃる「とても熱い人」です。

「誰の歌にも今のじぶんに必要なことばがあった」
そんなことを口にしてくださる方もいた宇都宮の会でした。
都会とは違う、地域や人との距離の近さが
集いにも現れていたように思います。

谷中の対話演奏会では、
定期的にワークショップを開催させていただいているカフェ
couzt cafe + shopにご協力いただきました。
演奏では、たまちゃんこと森田珠美さん(key.)が登場、
原曲とは異なるとてもかっこいいアレンジ(編曲)を
たまちゃんが弾いてくれました。


以下、関わってくださった3人のおことばを添えます。

■案内人:こばやしつよし

そこは、一人ひとりの一言さえ意味が生まれる
「あたたかさのある場所」でした。
「歌詞をつくるワークショップ」は、
つくった歌詞が歌われることによって、
気づかなかった大切なことを自分自身が自分に気づかせてくれるところ、
と言えるかもしれません。

その「歌詞をつくるワークショップ」から時を経て改めて、
そこで生まれた歌を同じ場所に一緒に身体を置いて聴いて、
共に感じていることを声に出していくことで
生まれる気持ちは優しいです。

夕焼けの中に身を置いて、綺麗だね、って
言って頷きあっているような…、そんな感覚です。

普段、身の回りにある競争原理の世界にはない、
一人ひとりの存在を認め合える時間です。
ここには、「どうしたら…人と人が話し合うときに、
優しさに包まれていられるのか…」
そのヒントがあるように思います。

 

■撮影と編集:内田英恵

「歌詞をつくるワークショップ」は
その扉を開いてみないかぎり未知の世界、
想像を遥かに飛び越えってしまった空間だと感じています。
歌詞をつくる人が集い、そこで歌われる生まれたての歌が、
その歌を聞くそれぞれの人の胸の中で
自由に色づいて行くのを目の当たりにします。

この対話演奏会では、生まれて数ヶ月から数年を経た歌たちが、
また新たな一面を見せてくれたような場面もありました。

宇都宮と谷中、それぞれ一つの空間での
たった数時間の記録をまとめた映像ですが、
どこか、歌のロードムービーみたいだと感じています。

■後援:三厨由美(アトリエMIC、八百みく)

心に降りてくる言葉はとても愛おしい。

歌詞を作り明由子さんが歌うことで、わたしの中で何かが前進していく。
自分だけの歌ではなくなり、
他の誰かの心を癒す「巡り歌」となっていく
「歌詞をつくるワークショップ」。

明由子さんの音に乗せるともっと愛おしくなり、
他の誰かの心も癒していくという不思議な対話演奏会でした。

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対話演奏会本編は、有料配信いたします。(チケット販売は2/8
17:00〜)
チケットは5種類ご用意しました。

①宇都宮編
オンラインでの先行試写会+トークセッションチケット(2/12 17:00開催)
②宇都宮編・配信チケット
③谷中編
オンラインでの先行試写会+トークセッションチケット(2/19 17:00開催)
④谷中編・配信チケット
⑤お得なチケット(宇都宮編・谷中編どちらも視聴できます)

詳しくはpeatixのイベントページまで。
https://taiwa-song.peatix.com/view

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