《Report》歌詞をつくるワークショップ 3/12 谷中コーツトカフェ 終わりました
心あたたまる時間でした
誰かの心のありようを知ることで、わたしたちはひとりではないと思えるなあと
気休めかもしれないけれど、私には少し安心感が生まれました
優しいひとたちが集まり、じっと誰かのことばを聞いている
とてもやすらぎました
私ががんばって何かを話さなくてもいい場所をみつけてしまったなあと
日々の暮らしの中で感じたちいさなことや、ずっとずっと忘れたくないことを
そっと誰かに聞いてもらう
そういう場はあってもいいんじゃないかと
おこがましいけれど、そんなことを感じた夜でした
新しい方も幾人かいらして
静かな感動が繰り返されました
偶然ですが、植物をテーマにされた方が3名も
美しい言葉の連鎖でした
人の思いをことばを持たない植物や自然に託すと、伝わるものがより色濃く感じれるものだと知りました
2年ぶりに参加してくださったOさん
週3日の勤務になり生活が変わった定年1年目を過ごして、心の変化も大きかったと
1年の自分を振り返り自身の感情を冷静に綴った「定年一年目」、実に良い歌でした
繰り返し参加してくださっているお花が好きなMさん
コロナの影響で売れ残っていることを考えると心が痛むと
無償の愛をくれる花たちをテーマに綴った曲は「循環」というタイトルに
福島のお店のあるインタビューを聞いたことを元に歌詞を綴ってくださったKさん
「今日の意味が与えられるできごとがあり、明日がきょうのように在ると言う確信があるのは
とてもしあわせなことじゃないだろうか」そんな考えから、歌詞が生まれたそうです
湯河原のカフェで偶然チラシを見つけて参加してくださったSさん
世界はこんな状況だけれど、季節は変わらず巡ってくるもの、
春を待つ今の時期の期待や躍動感を歌詞に込めてくださいました
それぞれのまいにちがあって、それぞれの今を生きている
たった4時間、一瞬の時間だけれど、
誰かのストーリーを共有させていただいています
みなさんが放つことばのひとつひとつが愛おしくてたまりません
どれも聞き逃しくはないと思います
メモがとれないので、ほとんどが忘れてしまうのだけれど
でも、感覚はずっと記憶しています
この日はスペシャルなことが!
ヴァイオリンの江藤有希ちゃんが、急遽、演奏のサポートで遊びに来てくださいました。
私と完全即興演奏でしたが、さすがはプロのミュージシャン!
目も合わさず、息遣いとメロディトーンだけで
瞬時の次の音を出していくさまは素晴らしかったです
有希ちゃんのヴァイオリンは時に人の声のよう
だからかな
彼女の伴奏だけで(私はギターを弾かず)歌うと
私は歌により気持ちを込めることができる
楽しかったなー
ワークショップでゲストを招くなど初めてだったけれど
有希ちゃんのおかげでとっても贅沢な会になりました
有希ちゃん、ありがとうー!
誰かの思いを知ることは、こんなにも心を柔らかくしてくれます
やっぱりわたしたちは人間なんですよね
集ってくださったみなさん
コーツトカフェの椿さん
ありがとうございました!
次回は5/14木曜日の開催です。場所は同じく谷中のコーツトカフェにて。ご予約は1ヶ月前の4/14より受付ます。
良きご縁がありますように。
江藤有希さん http://www.yukivn.com/
コーツトカフェ+ショップ http://www.couzt.com/