ゆうべのイプリカナさんのアトリエでのライブ。
ヴァイオリンの江藤有希さんと私のオリジナル曲を中心に2ステージ、全14曲を演奏させていただきました。
西荻窪に来るのは初めてというお客様も多かったようですが、足を運んでいただいたみなさまに心から感謝します。
有希ちゃんとのデュオライブは先月のプラネタリウムライブに続き2回目でしたが、まるで何度も一緒に演奏してきたかのような良い錯覚を憶えました。
歌詞やメロディを深く理解してくれて、1曲1曲をとても愛おしそうに演奏してくれる有希ちゃん。そのスピリットから学ぶことがとても多いのです。
有希ちゃんがいろんなジャンルの音楽のお仕事をされているのは、曲に対しての真摯な取り組む姿勢があってこそだと、勝手に想像しています。
歌とギターとヴァイオリン。
私はただギターを弾いて歌いたいように歌っているだけだけれど、ヴァイオリンはそうはいかなくてとても難しい役割を担っています。
弾きすぎると時に歌を邪魔してしまう可能性もあるのだけれど、そこは有希ちゃんのセンスとキャリアで、上手に曲の匂い付けをしてくれていて、曲の背景にある情景を時に美しく、時に荒々しく、時に優しく、七変化に表現していました。
何度も私のライブを見てくださっているお客様も、みなさん「今日はいつもの曲が全然違って聞こえてびっくりしました。とてもよかったです」とおっしゃってくださいました。
やってよかった。
いつかはやってみたいと思っていた有希ちゃんとのふたりライブ。
遠い夢のように思っていたけれど、去年の秋、満を持して有希ちゃんをお誘いし、こんなふうに一緒に演奏できたことは、音楽家としての自信にも繋がったような気がしています。
きのうは、なぜか面白いお客様がたくさんいらして、私も時々突っ込ませていただきました(笑)。
MCの時間が長過ぎやしなかったかと今更気になっていますが、もう時すでに遅しですね。。
お店は小さな正方形。ヴァイオリンは生音で、私のギターと歌には薄くアンプを通しました。音が響いてくれたので、初めての出演でしたがとても気持ちよく演奏ができました。空間の響きはライブの善し悪しに関係しますね。
mcで言い忘れてしまったけれど、お客様にはイプリカナさんの粋な計らいでアイシングクッキーがプレゼントされました。
私もいただきましたが、おいしかったです。かなさん、ありがとうー。
ライブは夕方から始まり、終わった頃にはすっかり夜。
夏のように暑かった空気も帰るころには気持ちのよい塩梅で、商店街をそぞろ歩きがなんとも楽しかったなあ。
ライブ後は、最後まで残ってくれた友人やイプリカナのかなさんや小林さんも一緒に、いつもはできないライブ後の「打ち上げ」を。
素敵な空間のネパールカレーやさん「サジロクローブ」でおつかれさまのカンパイができ、ワイワイやりました。
有希ちゃんと事前に相談してなんとなく合わせた白のシャツ。暑い日に少しは涼しげな気分になれたかな。
またここで演奏できたらいいなと思っています。
1.Small journey
2.春色のワルツ
3.ふたりに堕ちる月の影
4.木蓮の家(新曲!)
5.ピアノ
6.Dream a little dream of me
7.しあわせだなんて言いたくない
1.A Case of you (カバー)
2.エンドロール
3.ほんとうのこと
4.cheek to cheek
5.流れ星(vice versa)
6.夜明けの前に
アンコール) 益子のうた