ゴーギャン タヒチ、楽園の旅

2018.2.7

先週末に見た映画に影響され、今日は図書館でゴーギャンの作品集を眺めて午後が終わる。
西洋と野性の狭間に生きた絵描き、ゴーギャン。
プリミティブな光をタヒチに求めたその凄まじい生き方に圧倒されてしまった。
自分を信じきる強さはどこからくるんだろう。
絵が売れなくても、社会的評価を受けなくても、それでも、自分の信念を貫くこと、そのことがどんなに苦しいことくらいかは想像がつく。
時代に関係なく、自分の天命に従って生きるのは、時に他人からの理解を得るのは難しい。
でも関係ないんだな、他人の目なんて。
だってそれがその人の生きる道なのだから。

ゴーギャンは2年のタヒチの暮らしを終え、母国フランスに戻る。
映画はそこで終わっているが、実はその後もまたタヒチで暮らしたということを知る。
ほんとうに彼の楽園は都会ではなく、原始的な場所だったのだな、と勝手に思う。
http://gauguin-film.com/

主演のヴァンサンカッセルがとてもすてきだったし、タヒチの原住民の衣装がわたしには魅力的だった。
ああいう服が着たいです。


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