人生の季節

2018.6.19

きょう、今井美樹さんがラジオで「50才をすぎた自分は人生の季節で言えばもう秋に入っています。夏まっさかりの季節とは違うけれど、とても芳醇な秋を過ごしています」と言っていた。人生の季節ね、なるほど。
私はまだ50才ではないけれど、もう若くはない。気がつけばこの年齢にきてしまった。
でも、感覚的ではいつだって自分の人生は「夏」な感じがする。ギラギラしていて、ワクワクすること楽しいことを探している季節。
若くないからと言って、ちょっとスピードをゆるめよう、とか、無理をしないでおこう、という発想は全然なし。私はいつだって「少しの無理」をしていたい。 負荷がかかることや、背伸びすることがしたい。
今までのやりかたではない新しい方法にチャレンジしたいといつも思っている。 自分の可能性を知るために、経験したことがないことをしてみたい。まだまだ成長していたい、と強く思う。
そのために、私には音楽がある。
子供のときからずっと憧れていた「歌う」ということ。
実は歌うことに怖さを感じている。自分の思うように歌えないからだ。 ライブも怖い。レコーディングも怖い。
でも、だからって歌うことをやめたりはしない。 わたしはたいして上手じゃないし、いい声でもない。魅力的な要素なんて少ないシンガーだと思う。 でも、今よりももっと素敵な歌が歌いたい。素敵な曲を作りたい。
その気持ちを止めたら私が私でなくなってしまう。
最近苦手なレコーディングが立て続けにあったので、なんだかいろんなことを思うな。
私のライブに足を運んでくださる方や私にお仕事をくださる方、私の音楽を聞いてくださる方、みなさんに感謝をしながら日々前進したい。

大阪での地震があり、3.11のことを思い出した。 当たり前の日々が当たり前ではないことにあらためて感謝したい。 これ以上、被害が広がらないことを祈ります。


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