《Report》歌詞をつくるワークショップ 2019/3- 2019/4

◎2019/3/14 COUZT CAFE + SHOP (東京 谷中)

定期的に開催しているコーツトカフェ。
店長の椿さんはじめ、スタッフのみなさんの明るい雰囲気がお店の空気を作っていて、
このワークショップでも参加者のみなさんから活発な意見や感想が飛び交って、毎回とても賑やかな時間です。

帰りの電車で
連続で参加してくださっている方が
「しあわせって自分の居場所をみつけたときに感じるもの」って教えてくれました。
まさにあの時間はそう。私はここに居ていいんだなあと。
お腹があたたかく感じて。空腹なのにすごく満たされた心持ちでした。

互いの深いところを知る、触れる。
そのことがとても幸せに感じます。

この日は、私にコーツトカフェを紹介してくださった方も初めてWSに参加してくださり、個人的に記念の夜になりました。

コーツトカフェでは奇数月の第2木曜日に定期開催しています。(※5/9は事情によりお休みします)
次は7/11木曜日の開催です。ご興味のある方はぜひ一度ご参加ください。

7月11日(木)開場18:30/ start19:00
場所 :コーツトカフェ+ショップ(根津駅より徒歩6分)
参加費:4000円(1drink付)
導く人:石塚明由子
ご予約 : 6/11より受付開始。こちらからお申し込み下さい。

_____________________

◎2019/3/31 益子昌平塾ギャラリー (栃木県 益子)

「ましこのうた PHOTOBOOK&DVD」のディレクターであり、益子在住で編集人の簑田理香さんからご紹介いただき、益子昌平塾ギャラリーにてワークショップを開催しました。

嬉しいことに、地元益子だけではなく、前日の宇都宮ライブに来てくださった方が2名もご参加いただき、計11名の賑やかな会に。

ご参加いただいたのは、
・パン屋さんを営む方
・布作家の方
・学習塾を営む方
・クラシック歌手の方
・役場にお勤めの方
・環境デザインに従事されている方
など。



こどもとの関係、旅への憧れ、過去から今への歩み、モノクロームな風景、初恋、生まれてすぐに亡くなった妹のこと。
物語の視点はいつもさまざまです。
予定時間をはるかに超え、終えたのは5時間半を経過。おつかれさまでしたー。


会の後は、残ってくださったみなさまと夕食会を。


素晴らしい空間をご提供いただき、また心からのおもてなしをしてくださったギャラリーの木村優子さんに感謝のきもちでいっぱいです。
また同じ場所で開催を願っています。

_____________________

◎2019/4/10 ザ・ナチュラルシューストア神宮前店 (東京 原宿)

All photos by Eriko Tsumori (THE NATURAL SHOE STORE)

冷たい雨の夜でした。
原宿の雑踏もここまでは届かず、まるで時が止まったかのような静かな時。
普段は疎ましく感じる雨だけれど、この日だけはかえって雨でよかったかなと思います。
しばしの時間、己の心と向き合い、不確かな言葉を取り扱うことを、みなさんに愉しんでいただきました。


ここ神宮前店で、3/21から始まった「うたい歩いて ましこのうた × THE NATURAL SHOE STORE」という企画展。

この日のワークショップはその企画展のなかの会として開催しました。

靴屋さんで言葉を紡ぐなんて初めての試みでしたが、木をふんだんに使われたこのお店では、なんの違和感もなく、
むしろ今までワークショップをたくさんやっておられたようにさえ思うほどの自然な空気感がありました。
こんな贅沢なことはなかなかできませんね。
定休日にお店を開けてくださったお店のみなさまに感謝します。

ザ・ナチュラルシューストアのホームページに、この日の記事が掲載されています。
http://www.thenaturalshoestore.jp/journal/utaiaruite0410/

ザ・ナチュラルシューストア http://www.thenaturalshoestore.jp/
良質な靴だけを取り扱う靴のセレクトショップ。 修理にも力を入れてらっしゃるので、靴についてはいろいろ相談ができます。

_____________________

◎2019/4/21 今古今(神奈川県 大磯)

All photos by Youhei Sakama (今古今

今古今は、旧い電子部品工場をリノベーションした暮らしのギャラリー。
日日食堂(にちにちしょくどう)という飲食スペースが併設されている、都心では考えられない広さのお店です。

1年前、ヴァイオリニストの江藤有希さんが「あゆこさんは絶対好きだと思うよ」と、リハーサルの前に私を連れていってくれてランチをいただいたのが最初でした。
有希さんの言うとおり、趣のある古い空間と高い天井、美しい器の数々、そしてなによりも美味しいごはんが食べれるという3拍子揃った今古今はまさに私好みでした!

初対面にも関わらず店長のさかまさんとは、器や民藝について話が盛り上がり意気投合したという記憶もあります。
以来、湘南エリアに行くときはいつもここを訪ねるようになりました。

昨年末、音楽と食事の両方を楽しんでいただく「食卓音楽」というイベントを企画させていただき、クリスマスも近い冬の夜にたくさんのお客様にお集まりいただきました。江藤有希さん(ヴァイオリン)、イシイタカユキさん(ギター)という贅沢なトリオ編成で演奏ができたことは私にはこの上ない幸せな時間で、振り返ればあの日のステージが私にとって2018年のベストステージだったと思います。

そんなご縁の中、今回はライブではなく初めてのワークショップをチャレンジさせていただきました。
あの広い空間を贅沢に使い、作品ごとに展示するスペースを変え、みなで移動しながらの発表会。なんだか文化祭をやっているような楽しさでした。

『格好つけずご自身にとって素直な言葉を選択してください』

僭越ながら参加者のみなさんにはいつもそう伝えています。
違和感のない言葉を選んでいただくことで、次のフレーズが湧き、その方らしいストーリーが膨らんでゆく。

暮らしの中で起きたこと
遠い昔の記憶
メロディから想像される架空のストーリー

歌詞はなんでもいいと思います。
だからと言って気持ちのない歌詞はさみしい。

わずか1時間ですが、頭を集中させ産み出した歌詞はどれも愛おしいもの。
できあがったら、あとは言葉の持つ響きやエネルギーに旋律が寄せていってくれるのではないかと思います。

心と向き合う時間というと、なんだかシリアスな雰囲気を想像してしまうかもしれませんが、決してそうではなく、日常生活にはなかなかない頭を集中するワークです。

頭の中に浮かんだものを言葉に変換していく
簡単ではないけれど、そんなに難しいことでもない
ただ普段はなかなかやらないことなので、少し特別な時間になります。

音源が届いてからの一週間をワクワクしながら過ごした、とみなさんおっしゃってくださいました。

店内のチラシを見て参加してくださった方もいて、やはり宣伝は大事だと痛感。

今古今での次回の開催はまだ未定ですが、定期的な開催もできそうなので、湘南エリアのみなさま、そして東京や静岡からもぜひご参加いただけたらと思います。

今古今と日日食堂 (11:30-18:00 月火休み)
http://nitiniti-shokudo.com/
JR大磯駅より徒歩15分。駅から路線バスやタクシーもあります。
これからは緑眩しく散歩にも良い季節。小さな旅のつもりでぜひおでかけください。
日日食堂のランチは二十四節気の和定食。15:00からの喫茶タイムもおすすめです。
激ウマの水出しコーヒーと体に良いヘルシーなケーキや魚フライのサンドイッチなどいろいろ食べれます。
暮らしのギャラリーと旨い食堂。最強の組み合わせです。

_____________________

次の「歌詞をつくるワークショップ」
2019年7月11日(木) 受付18:30/start19:00
場所 :コーツトカフェ+ショップ(根津駅より徒歩6分)
東京都台東区谷中2丁目1-11
参加費:4000円(1drink付)
導く人:石塚明由子
ご予約 : 6/11より受付開始。こちらからお申し込み下さい。


TO TOP